《無境の体》
意識の中にも、制限を作り出している恐れによる習慣を発見し、それを手離し易い場所があると言うことになる。
前回記事にて、この様に書かせて頂いた。
制限は、「これ」と「それ」は違うとしてモノコトに線を引き、境界を設けることで強化される。
本日は境目について、以前に不思議だなと感じたのを切っ掛けに始めたことが、もたらした変化について申し上げることにする。
ある日ふと、御神体を清潔にする時に使用する様々なアイテムについて、
「あれ、何で分けているのだっけ?」
と、なった。
大体、人は分けるのである。
頭・体・そして顔と。
勿論、多彩な商品による新体験を楽しむ為に、虚空が生み出したものでもあるだろう。
だが、「実際、分けないと何か支障が出るのか」の問いも浮かぶ。
そうした問いが生まれると言うのも又、虚空からのメッセージ。
そんな訳で、試してみることにした。
頭の天辺から足の先まで、全て同じ石鹸で洗う。
頭については毛髪に適した酸性のものを少量使用して更に洗い、仕上げには油分を足す。
この油分は髪だけでなく、顔含め身体の何所にでも塗れるものである。
顔含む身体については油の前に、水分と油分を足した様なものを塗っているが、それも一種類。
これはあくまで実験であり、このやり方を別に推奨するものではない。
要は、分けないと支障が出るのかを知りたかった訳だが、結果として支障はなかった。
面白いことはあった。
洗ったり濯いだり塗ったりつけたりを行う時、そこに境目がない。
するとふとした瞬間に、存在に境目はないことを実感するのだ。