と龍》

 

皆様ご承知の通り、覚醒は終着点ではない。
 
決意の元に体験の旅を開始し、その道のりで様々な気づきを得て、気づきの連なりがある瞬間に革新的な変化、つまり変容を起こす。
 
変容体験が古い自らを丸ごと新しく変えてしまい、まるで違う人物を観るように、不覚時代に自らと信じて来た存在を遠く感じるようになっても、更に進化は続く
 
新しい可能性が開け、まるで思いもしなかった場所に、想像だにしなかった歓びと共に踏み出して行く。

 

 


退屈しないし歓びに満ちているのだが、不覚社会にはそんなことはまるで信じられないようだ。
 
多くの人が不覚のままか、少し踏み出しても生悟りとも呼ばれる“半覚醒”の状態に留まっているのには、理由がある。

 

「安全じゃなきゃ動きたくない!」「目に見えるご褒美がなきゃ動きたくない!」等の、エゴの言い分自らの真意と思っているから。
  
そんなエゴの言い分を1000年聞き続けても、進化はしない。
 
やる気はあるのに実践に踏み出せない堂々巡りは、パッと見楽そうだが実は苦しみに満ちている。

 

 

考えないようにしよう、と考えているので結局同じ。

 

覚悟を決める、一歩踏み出す。


それを促すのに情報を提供しながら励まして、やる気を鼓舞することはとても大切。
 
だが、違う角度で貢献できるもう一つの大切な要素があることに先日、気づくことが出来た。

 

それは、

 

「実践がなければ提供されないものがある」ことの周知。
 
本年の母神祭を活用して、それを実行することを決定した。
 
以前申し上げた
 
覚悟がなければ
会えない相手が居るし
聞けない話があるし
出来ないことがある


ことの実践になる。
 
本年はお申し込み時に必ず「当宮がご提案したチャレンジにつき、ご自身でなさった実践・体験のご報告」を添えて頂く。
 

 

 
どれ程「大したことじゃないように感じる」ことでも結構であるし、どれ程「まだまだなような気がする」段階でも結構。
一歩踏み出すの一歩は、幅が決まっている訳ではない。
 
当たり前だが、けして拒絶や排除ではなく只、天意だけを以てこの様にさせて頂いた。


ことによっては「得られない」「体験できない」を実感する方が渾身の「フレー!フレー!」よりも、立っている場所から歩みを進めるのに役立つ。
 
更に天意によって、上にこんな呼びかけを行った。
 
「オーダー!今までを超える全一情報!」
  

 

得られないものが、最高に魅力的であれば、そこへのフラストレーションも高まる。
 
元々今回の母神祭のテーマは「龍」そして「錬金術」と言う、それだけでも興味深いものなのだが、オーダーをしてみたことで、分かっちゃいたがびっくりするような気づきが連日来訪中。

 

度肝を抜かれること、度々である。
 
人は何故、龍を恐れるのか。
同時に何故、焦がれるのか。
 


人型生命体の持つ本質である永遠性へ還るのに、「龍」と言う存在を欠かすことが出来ないからである。
 
とだけ、申し上げておく。
 
前回同様、当宮の連絡先を知る方々にしかアクセスの機会はない。
 
実践体験をお知らせ下さった方には既にご連絡し、申込みのご希望を承っているが、殆ど誰もご参加になれなくともそれはそれで有意義だと感じている。
 
何より今、最高に楽しんでいる。
 
東西の龍にまつわる伝承を紐解くのと同時進行で、宮司は目下、この存在について読み解きの真っ最中。

 

 

追っかけられてる龍の球と共に、この猿も興味深いので意識を向けてみている。


本家『西遊記』もそうだが、「」を「悟」る天「孫」とは、我々自身に他なならない。
洒落の利いた小粋な猿と言える。
 
ちなみに今回読み解くのは

「これ」であり、

 

「コレ」ではない。


「これ」と「コレ」は全くコンセプトの違う存在であり、1つの名前の中で、こんな大幅な車線変更が行われる例を見たことがなかったので驚いた。

 

と共に、全母の歓びに関係しているのは当初のコンセプトを体現する可愛い猿の方である。
 
この作品は、不覚時代にはおよそ意識を向けたことのない題材であり大変新鮮
目から鱗の驚きと、笑いと溜め息の渦に、一足お先に身をゆだねている。
 
これに関連して「ドラゴン」「探索(クエスト)」する、そんなものも少々読み解くことになるらしい。
こちらも全くご縁がなくタイトルくらいしか知りゃしない。ほぼ初めましてと言ってもいい題材だが、望む所だ。
 
未知こそ面白い。
 


 久々の「ハヌマーン・モード」で縦横無尽に森羅万象の中へと意識を駆けさせている。
(ハヌマーンて何だっけと思われた冊子をお持ちの方は、2冊目の12ページをご参照下さい。)
 
この役割を与えられたことを、全母と、行動する本気の方々に感謝する。
 
どなたであれ、進化変容の旅へ渾身の一歩を踏み出されたことをお知らせ下さる方には、こちらも全力でお応えする。
 
「この世はでっかい宝島」であり「そうさ今こそアドベンチャー」であることの解説を、金輪際の全身全霊でお目にかける所存である。
 

猿が読み解く龍の謎。

(2017/4/20)

 

母神祭ざっくりとしたご案内は、来週お知らせ申し上げます。