《消化と味わい

 

食べ物を味わう時、十分に噛むことは必要となる。

 

この咀嚼が、スムーズな消化を促す。

 

落ち着いて味わうことと、消化を自然にすることは密接に関わり合っている。

 

これについては多くの方が「そりゃそうだ」となるのじゃないだろうか。

 

 

ご承知の通り、これは今この時味わうことについても、全く同じである。

 

「さっさと食事を済ませて、仕事に戻ろう」

 

「食べながらゲームを続けよう」

 

「早く片付けないと、出かける時間が来ちゃう」

 

 

こう言う時の食事が「あれ何食べたっけ?」と曖昧な、ぼんやりした印象になる様に、日々訪れる新しい瞬間も、

 

来るべき望ましい時に向かう前座

 

みたいな扱いにしていると、単なる待ち時間として飲み下されて処理される。

 

そこに味わいの広がる余地は、生まれ難い。

 

 

味わおうと言う余裕が出てくる時、落ち着いて食事を味わうことも無駄に感じなくなって来るだろう。

 

様々な味わいは、全て連動しているからだ。

 

生活の場何もない空間現すことは、「今」と言う一皿を味わい易くする。

 

綺麗に洗って丁寧に拭かれた皿を、用意する様なものだ。

 

 

何が置かれても、すっきりと映える。

 

訪れた瞬間味わい無条件感謝する時、消化されて同時に昇華起こる

 

消化不良の繰り返しが止み、昇華した天意からの愛虚空に還る

 

虚空からは絶えず真新しい天意が送られ、それはまた人型生命体によってとして表現されるのだ。

 

天意と愛で、味わう。

 

(2026/7/6)