《油クイズ》
油で揺れていると言っても、表面を揺らしているのは人の手。
「こう来たらこうだぞ!」「そんなことしたら、こっちはこうしてやる!」と互いにカードを切り合って、ワイワイ盛り上がっている。
だが、何もかも人の都合で行っているかと言えば、そんなこともない。
御承知の通り、奥には必ず虚空の意志があるからだ。
全体一つの流れと、不覚社会でのあれやこれや。
それらをまとめて観察する中で、賑やかなエゴ騒ぎの陰に虚空の意志を感じるのは、とても面白い。
例えば、人々の間を飛び交う情報の量と速度が上がり続けている動きもその一つ。
この上昇によって、「必要な量を必要な質を伴なって受け取れる者」と「そうでない者」に分かれる。
得ている情報が少なく見える人々を、情弱と揶揄する人々も居る。
だが、キャパオーバーになる程の情報を浴びただけで得た気になってるなら、彼らも虚空から観れば「そうでない者」である。
「今、どれだけ必要か」
これを分かるには、分割意識と御神体の調和が欠かせない。
両者がバラバラだと、幾ら情報を得ても不安になったり、それを紛らわす為に知っていることを誇ったりする。
逆に面倒だ何も知りたくないと意識が感じた方面に向かって、心のシャッターを下ろしたりもする。
要は、過不足と言う幻想に酔うかどうか見極めようと、虚空が人型生命体に提示したクイズみたいなものなのだ。
では、油を使っては、一体何を見極めようとしているのだろうか。
油が揺れることで「引火してドンパチ」みたいな、きな臭さも増して来た。
常にどこかで戦が起こり続けて来たのが人類の歴史だが、火の粉がどこに飛ぶかと、これまで“火事の対岸”顔していた地域も、そわそわしている。
そこに丁度重なって来ている、投資で儲けましょうねと言う促し。
戦争によって盛り上がりがちな投資も存在する訳で、こう言う賑やかな展開の中で、人型生命体と言う端末が、それぞれどんな動きをするのかを虚空は観察している。
そして、それぞれの行動に見合ったものを、次の画面として開くのだ。
カンニング出来ないクイズ。
(2026/4/9)
