《基本と優先》
人型生命体が何を実行するにしても、御承知の通り、分割意識だけでそれを行うことは出来ない。
必ず御神体の協力が必要になる。
それは誰もが知っているのに、十分に分かってはいないことも多い。
だから御神体との交流をどれだけ健やかにするかと言うことより、他のことを優先したりする。
優先したい他のことにしても、大体においては御神体との交流がスムーズで息の合った状態である方が捗る。
だがそのことは忘れられていたり、無視されていたりと、案外放っておかれている。
御神体との自然な交流を、何よりも優先すべき、とは言わない。
何故ならそれは優先事項ではなく、基本事項であるから。
どれだけ多忙な人も呼吸を省いたりは出来ない様に、御神体との交流も元々は欠かすことの出来ないもの。
妻である御神体から送られる、夫である分割意識への愛は計り知れない程、深い。
亭主が会話そっちのけで好きなことをやっている間も、二人の生活に必要なことをし続けてくれる。
生活に必要なことは出来ても、人生上に現れる様々な場面で、進む方向を決める等の選択をするのは分割意識の仕事。
なので、「幸せにしてね!」と女房にナビを頼んで丸投げすることは出来ない。
それでも、御神体の伝えることを分割意識が丁寧に聴いていると、進む方向や生きる姿勢について自然と分かって来る。
これは人型生命体の活動において、とても面白く味わい深い所である。
基本に返ると、浮足立っている状態も落ち着いて来る。
秋から冬に移行するこの季節は、そうして基本に立ち返るのに丁度合っている。
暖かい時期に覚めぬまま活発に動き回ると、どうしても各人の癖が影響して基本からブレて行く。
このブレからも学ぶことが出来るので、課題を貰ったと感謝して観察してみると成長の機会になる。
寒くなるペースに合わせて、御神体を温める機会を増やし、交流も温めることをお勧めする。
先んずるより、本に還る。
(2025/10/28)
次回更新は31日(金)になります。
