《習い慣れ》
質素を知ることは、素質を知ること。
その様に、記事にてお伝えした。
本来の質素とはどう言う状態かを実感する為に、欠かせないプロセスがある。それは、
身についた習慣を観察すること。
身につくと表現する様に、意識して始めたことでも、慣れると無意識にそれを行ったりする。
マラソンが習慣の人が、走らないと気持ち悪いと感じる様に
山で会ったらこんにちはと挨拶するのが当然だと感じる様に
習って慣れる力は、人の行動に大きな影響を与える。
その習慣が、覚めずとも愛を意志して生まれたものなのか。
それとも怖れから逃れようとしているだけのものなのか。
観察してみることは必要になる。
一見ポジティブな姿勢で作られている習慣も、裏を返せば「やらずに悪いことになったら怖いから」が隠れているなら、怖れによるものだ。
恐怖は人を追い立てる。
愛は人の歩みを豊かにする。
実際どちらなのか明らかにするには、中立に観ることが必要になる。
意識が長年培ってきたお気に入りの習慣である程、手離すのは難しいかも知れない。
部屋の片付けは、思い入れの強い物が集まるゾーンより、消耗品が多いキッチンなどが始め易いと聞く。
内にあるものは、外にも。
であれば則ち、外にあるものは、内にもである。
意識の中にも、制限を作り出している恐れによる習慣を発見し、それを手離し易い場所があると言うことになる。