つちかた

 

さて、先週記事書かせて頂いた

 

に帰ろうとしているんじゃないですかね」

 

もしくは 

 

に返ろうとしているんじゃないですかね」

 

の言葉。

 

これは意味しているのか。

 

まず分かっているのは、これを仰られた方にとって「還ろうとしている」とは異なるものである言うこと。

 

そうでなければ、不思議そうな顔をすると言う反応が出るだろうか。

 

解いてと言う表現を通して「かえる」のではないのなら、何を以て「かえる」とするのか。

 

 

物理次元で、どの様な役割を、どんな在り方果たしているのかと意識を向けてみた。

 

土中では無数の微生物が活動している。

 

は彼らの生きる場所となり、そこで行われる微細な生命活動は、更に大きな育む

 

植物が育ち、その植物はまた多くの動物の食料となって、いのちが巡る動きを支える。

 

 

小さな生命の宝庫として見てみると実は賑やかなだが、その在り方はとても静かだ。

 

を兼ね備え、全体一つの流れの中で、誰におもねるでもなく、誰と争う訳でもなく坦々としている。

 

中立で、自立し、健やかで、惜しみない。

 

こうしたの様な在り方に、人の姿をしたまま「かえる」と言うこと。

 

 

あの時の「にかえろうと…」を、そうした意味で仰られていたのなら、興味深いことである。

 

覚めぬまま不覚社会に生きていても、ここまで感覚的気づく人も居る。

 

その方は、「趣味もないし、ギャンブルとか色々試してみましたが何にもハマれない。仕事を終えた後に一日を振り返りながら、少しお酒を飲む時間が一番楽しいです」と仰られていた。

 

こうしたシンプルな意識生きる人々は、静かに増えているのだろう。

 

日に日に進み行く、世界。 

(2025/11/13)