《味の意味》
味わうことの意味とは、何だろうか。
飲食物を味わう時にはまず、楽しみと言う要素がある。
体験を味わうことも楽しい。
そして、そこに消化と昇華と言う二つの意味が加わる。
当たり前だが、味と言っても様々ある。
酸いも甘いもと言うように甘さや酸っぱさがあったり、しょっぱさがあったり、苦味や辛味が混ざることもある。
その飲食物の味わい。
その体験の味わい。
似ている様で、それぞれ異なるものだ。
たとえ同じ材料で同じメニューを作ったとして、素材の産地や鮮度によって味は変わる。
飲んだり食べたりする側の、その日の体調によっても感じる味は変わる。
「これこれこの味」と、好みのものを追いかけたところで御承知の通り、全く同じ味は無い。
体験も二つと同じものはない。
それをどれだけ味わい尽くすかは、どれだけ愛し尽くすかと言うことにも通じる。
味わい尽くす時、消化と昇華は同時に為され、その体験は虚空に還る。
すると又、全く新しく、尽くされた愛に相応しい、二つとない体験が訪れるのだ。
(2025/11/27)
11月のふろく 《ひと息つくメモ》
味わうことに集中するには、ひと息つくのも必要です。
知らぬ間に気が急く癖がある方や、用事を沢山抱えている方ほど、ひと息は重要になります。
それに役立つメモを拵えました。
まず、寛げる場所と気が向いた飲み物を用意します。
茶色いカップの上には、どこでどんな風に寛いでいるか、何を召し上がっているかを、ゆっくり体験を味わいながらお書き頂きます。
まとまったら静かに眺めて、意識に浮かんで来たものを黄色いカップの上に自由に書いてみます。
それは何か楽しいアイディアだったり、静かに満ちる感謝だったり、仕舞っておいた記憶や感情だったりするかも知れません。
湯気を立てるその何かをゆっくり読み返し味わって、天意からの愛を送ります。
満たされた時間を十分に楽しみ、感じたことがあれば何でも赤いカップの上にお書き頂き、寛ぎ体験を消化&昇華なさると、日々の体験が一層新しく輝きます。
