《マイペース?》
「そう言えばこの言葉の使い方、奇妙だな」
そう先日気づいて興味を持った言葉がある。それが表題の、
マイペース
マイ・ペースなのだから、一人一人、その人ごとに違うはず。
そしてこの世には、せっかちプログラムを採用している人も居れば、のんびりプログラムを採用している人も居る。
そのどちらも、マイペースなのではないだろうか。
調べてみるとマイペースは和製英語。
行動する時に生まれる、本人の感覚にあった速度や進度を意味する。
英語としては通じないようだが、この言葉をどうして「日本人」がわざわざ「英語」で必要としたのだろうか?
使い方の奇妙さだけでなく、生まれ方と言う謎が増えた。
英語の形で生まれたのは、その印象を軽くする為だろうか。
「マイペースだよね」
と言うことはあっても、
「わたし、マイペースなんです」
と、自己申告するのをあまり聞いたことがない。
何故ならマイペースは多くの場合、あまり良い意味では使われていないからだ。
「マイペースだよね、いや、いい意味でよ?」等と言う時に、そこに隠れているのは基本バッド前提である。
「わたし、マイペースなんです〜」
と自ら言う場合も、そこには「悪びれずに敢えて言う大胆さのアピール」や「冗談めかした自虐」などが織り込まれている。
マイペースは基本バッド前提。そして、基本ゆっくり前提でもある。
やはり、ここが奇妙だ。
チャキチャキ素早く動くのだって、当人にとって楽であるならば、それもまたマイペースではないのだろうか?
次回記事では、マイペースの謎について更に深く意識を向けて、分かったことを書かせて頂く。